UIターンに向けた取組に関する質疑応答(令和 2年第4回 9月定例会 09月08日)

松江市議会会議録検索システム」より抜粋

令和 2年第4回 9月定例会 09月08日

◆8番(岩本雅之) 続きまして、UIターンに向けた取組について御説明を求めたいと思います。
 先般、山陰中央新報の8月28日金曜日におきまして記事が出ました。首都圏の非正規労働者6割、地方移住に興味がある。それから、松江と関わりたい人や企業と交流へということで、市が新事業、この事柄について市民セミナーということで載っております。私、思うに、今こそやっぱり官民がしっかりと力を合わせ、総合力で松江の定住者対策、これに取り組むべきだと思っています。そのために、ただ来てくださいというわけにはいかないと思います。希望者にとって魅力的な内容、コンテンツ、そういうものもそろえて、そしてこういうことだからこそ松江へ来てくださいよ、松江で一緒に住みましょうよという力強いメッセージが必要だと思いますが、それは一体どういうものが適切であるかということについてお伺いしたいと思います。

◎産業経済部長(山根幸二) 先ほどおっしゃっていただいた報道機関のところでも、UIターン希望者は自然の多い環境、あるいは仕事が見つかるだろうか、またコミュニティーになじめるかといった項目を大きな関心事とされているということでございます。
 そういった中で、本市において魅力ある自然や文化、これを強みとして紹介していくことはもとより、やはり本市で暮らす方々、様々な分野で活躍する若者、女性、そしてそのコミュニティー、こういった方々をよく知っていただくことが重要じゃないのかなと思っております。
 そういった中で、今年度から取組をしておりますand YOU松江市関係人口プロジェクト、まさにこれは松江市内の地域、団体と大都市圏在住の個人、企業をつないでいくと、そして関係人口の創出、拡大を図ることを目指しているという、いわゆる官民挙げて地域の魅力に磨きをかけ、都市部の人との交流を推進するといったことの取組で、議員おっしゃったようなことにつなげていきたいと思っております。

◆8番(岩本雅之) ありがとうございます。私もこの取組については、本当に頑張ってほしいと思います。
 その上で、私思うに、田舎に来て働きたいと思う人は、自ら考え、能動的に動ける人ばかりではないような気がします。そういった方はしっかりと自分自身、こういう具合に働きたいんだ、こうしたいんだというようなことだと思うんですが、それ以外にいろいろなところに行ってみたいんだけれどということで尋ねられたときに、やはり具体的なプランというものを提示する必要があるのではないかと思っています。小さくても挑戦がしやすい、そしてその思いをしっかりと支援する体制といったものがあるんだよということも踏まえて、しっかりとそういったところでお話をしていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


令和2年12月1日発行 まつえ市議会だより第45号(8月臨時会、9月定例会)

http://www1.city.matsue.shimane.jp/gikai/dayori/