福祉人材確保対策に関する質疑応答④(令和6年第6回11月定例会 12月03日)

松江市議会会議録検索システム」より抜粋

令和6年第6回11月定例会 12月03日

◆16番(岩本雅之) 続いての質問です。
 教育機関の存続が危ぶまれています。これは人口減少の中において、もしかしたら仕方がないことかもしれません。しかし、人口のダム機能が期待される中海・湖・大山圏域エリアでも大きな課題であると私は認識しています。
 ・医療・調理職を志した方を育成する専門学校、それから短大、大学の維持発展・強化に向けて国、県、関係機関と連携して早急に力強い支援体制を構築すべきだと思っておりますが、いかがでしょうか。

◎健康部長(松原正) や障がい福祉サービスの提供に欠かせない栄養士、調理師、看護師、それから保育士、社会福祉士といった専門職を安定的に確保していく上では、育成を担う教育機関の役割は大きく、岩本議員御指摘のとおり、その存続が危ぶまれるようなことがあれば、将来的な確保がさらに困難になることが懸念をされるところです。
 このような中で、本市では、松江市専門学校協議会に加盟をする専門学校に対しまして、経営支援のための運営費の補助や、卒業生の地域定着を図るための就労支援の補助を行っております。
 また、看護師養成校である松江総合医療専門学校には、県と協調した運営費の補助を行っておりまして、協議会加盟専門学校の令和5年度卒業生の市内就職率はおよそ4割と、地元教育機関として地域への人材供給と定住推進に御貢献をいただいているところです。
 このほか、県内外の高等学校進路指導教員を対象とした市内専門学校見学会の開催、それから国の修学支援制度と併用できる奨学金の貸与、また大学で社会福祉士を目指して学ぶ実習生の受入れ、保育士や看護師を目指して学ぶ学校への講師派遣など、幅広い支援を行っておりまして、引き続き必要な対応に努めてまいりたいと考えております。

◆16番(岩本雅之) ありがとうございます。
 教育機関・育成機関がしっかり整う、そして受け入れるほうもしっかりとその人材を大切に育てていく、これがきちっと両輪として考えていくべきことなのかなと思っています。


松江市議会 録画中継 令和6年第6回11月定例会12月3日(火) 一般質問 志翔の会 岩本雅之 議員

松江市議会 録画中継 令和6年第6回11月定例会12月3日(火) 一般質問 志翔の会 岩本雅之 議員

松江市議会 録画中継
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