空き家・空き店舗・ポケットパークの把握方法に関する質疑応答(令和 3年第5回11月定例会 12月07日)

松江市議会会議録検索システム」より抜粋

令和 3年第5回11月定例会 12月07日

◆17番(岩本雅之) 4つ目の質問に入ります。
 空き家、空き店舗、ポケットパークの把握方法についてお伺いしたいという具合に思います。
 私の中では、今まで質問したものが全てつながっているんですけれども、皆さんにはどう聞こえているかどうか分かりませんが、全てやっぱり無駄をなくしていくという考え方、それから全体をきちっと把握するということで、それぞれの地域の方々とか市民の方々の知恵をしっかりと生かしていくことが大切だという具合に思います。そういった観点で質問させていただきます。
 まちづくりにとって重要な場所にある空き家、空き店舗、それからポケットパークを1つずつではなくて鳥瞰的に把握した上で、活用しやすい場所を民間が選定した上で、市が関わりやすい助成内容を計画的に整理をしながら地域の拠点を整備すべきだという具合に私は思っているところですが、いかがでしょうか。

◎歴史まちづくり部長(松尾純一) 今年度、空家等対策計画の改定に当たりまして、空き家の現状を把握するため、市域全域を対象として、共同住宅や店舗などを除き1年以上水道を閉栓している住宅を調査いたしました。また、併せて町内会・自治会の皆様方と空き家対策について意見交換を実施いたしましたところ、皆様方から、空き家を売りたいがどこに相談してよいか分からない、あるいは市が行っている補助制度の周知が不足しているといった御意見をいただきました。
 これらを踏まえまして、現在改定作業に取りかかっています空家等対策計画におきまして、専門的な相談窓口の設置、空き家バンクの充実、支援制度に係る情報発信などの施策を盛り込み、空き家等の利活用に向けた取組を進めると同時に、地域の拠点整備や定住対策についても検討してまいりたいと考えております。
 なお、民間事業者の皆様から、地域活性化に資する空き家等の活用につきまして御相談をいただければ、物件に係る情報提供や所有者の御紹介など、可能な限り後押しをさせていただく所存でございます。以上です。

◆17番(岩本雅之) ありがとうございます。
 私は思うんですけれども、実際に、例えば松江市の中でいろいろな活用していく、それからこれから先こうやっていくんだといういろいろなルート設定をしますよね。そのルート設定の中で、実際に空き家、空き店舗、それからポケットパークがあるという話をしたときに、例えばポケットパークで言いますと、ある日にこういうイベントがありましたという話をしたときに、そのイベントをやる方だけでやるということで、これから先、そういうルートで何か様々なことをやるときに、ポケットパークで空いている場所自体について、この日こういうイベントがありますからどうでしょうかというような感じで、様々な方々がもう関係なく集まってできると。1人の人が汗をかくより、様々な方々が一緒になってやっていったほうがいい。いろいろな視点があったほうがいい。そういうような形で考えていただくといいかなと。
 その際にぜひお願いしたいのは、福祉の視点を私はやっぱり言うんですけれども、実際に障がいを持った方が外出するときのポイントは何かといいますと、やっぱり最初にトイレがちゃんとあるかどうかということを確認した上で外出されるんですよね。したがって、そういうようなみんなが出てきてほしいという場所には、やっぱり多目的トイレ、今で言いますとみんなのトイレというようなものがしっかりと整備されていないといけないと。そういうことをじゃあ民間が何か空き家とか空き店舗で、それからポケットパークでということになったら、このルートでまちあるきするんだったらここの場所にこういうような多目的トイレ、これを民間がやるんだったら少し助成してやろうかなとか、何かそういうような感じで考えていただくと大変うれしいなという具合に私は思っているところです。ぜひ公民連携でしっかりと考えながら松江市の様々な計画が整合性を持って進んでいけばいいなという具合に思いますので、よろしくお願いします。
 私の質問は以上でございます。ありがとうございました。(拍手)


令和4年3月1日発行 まつえ市議会だより第50号(11月定例会)

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