事業者相談窓口の設置に関する質疑応答(令和 2年第4回 9月定例会 09月08日)

松江市議会会議録検索システム」より抜粋

令和 2年第4回 9月定例会 09月08日

◆8番(岩本雅之) 続きまして、事業者の相談窓口の設置についてお伺いをいたします。
 コロナ禍において、中小・小規模事業者への支援は多岐にわたると思いますが、その概要と窓口からつながる支援体制についてお伺いいたします。

◎産業経済部長(山根幸二) コロナウイルス感染症対策、事業者の皆様への支援策でございますけれども、売上げが大きく落ち込んだ事業者の皆様への経営支援給付金、そして3密対策を行う事業者の皆様へは商業・サービス業感染症対応支援事業、あるいは新たな営業スタイル転換支援事業、またいち早く市として取り組ませていただいた飲食サービス等緊急対策支援補助金、また市内飲食店におけます消費促進のためのプレミアム付飲食券、機運醸成を図るためのきっかけづくりとしての松江GENKI夜市、そしてこういったことで頑張る宣言をしていただく。また、観光においては観光需要の回復を図るためのRe Happy!キャンペーン、こういったことを実施してきているところでございます。
 議員おっしゃっていただきましたが、これら施策を打つ上での支援機関との意見交換、あるいは窓口での申請を受けるときの様々な相談を、また個社、個人の悩みを解決したいということで、現在8月から専門員の方に来ていただいて、事業者相談窓口を設置したところでございます。
 引き続き事業者の皆様のいろいろな相談に乗れますようにPRをして、実効性の高い支援策にも取り組んでいきたいと思っております。

◆8番(岩本雅之) 続いて、また日常的に商品開発や販売をしている障がい者の事業所、市中にありますけれども、そちらについての支援体制、今どうなっているか、こちらについてもお伺いしたいと思います。

◎福祉部長(湯町信夫) 商品開発、販売をしている障がい者施設等々、事業所等々の支援体制ということでございますけれども、生産活動を行っている障がい者の支援事業所については、製造・販売の減少、委託先からの受注の減少などによりまして、多くの事業所において収益が減少している状況を確認しております。
 本市においては、国の緊急経済対策事業を活用いたしまして、生産活動収入が相当程度減少している事業所に対し、生産活動の存続、再起に向けて必要となる経費を助成するために、8月の臨時議会におきまして予算の議決をいただいたところでございます。
 また、県においても事業者に対し、販路拡大に向けての情報提供や受発注のマッチングなどを行っておられます。
 引き続き事業所の状況を確認しながら、関係機関と連携をし、障がい者の働く場と利用者の賃金確保、事業所への支援を行ってまいりたいと考えております。以上です。

◆8番(岩本雅之) ありがとうございます。この相談窓口の設置に関しては、本当に皆さんいろいろな意味において一生懸命やっていただいていると思います。私が願うのは、一点だけです。とにかく何か相談があったときには、やっぱりこれは自分の担当ではないということで、たらい回しにしないでほしい。とにかく関係ないはあり得ないということで、しっかりと様々な方々の事柄に寄り添い、そして必要な部署にしっかりと連携を図っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


令和2年12月1日発行 まつえ市議会だより第45号(8月臨時会、9月定例会)

http://www1.city.matsue.shimane.jp/gikai/dayori/