人口減少社会への取り組みに関する質疑応答①(令和5年第3回6月定例会 06月27日)

松江市議会会議録検索システム」より抜粋

令和5年第3回6月定例会 06月27日

◆16番(岩本雅之) おはようございます。志翔の会の岩本でございます。
 私自身、非常に、この間10年表彰を受けさせていただいて、この10年間、松江市のために一体どこまでのことができたんだろうかということを考え、また自分にできることは一体何か考えながら……。
 そういたしますと、私自身、10年たちましたけれども、また一生懸命これからも頑張ってやっていきたいという具合に思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、私は人口減少社会への取組について、7つの視点から質問させていただきたいという具合に思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、スライド1つ目でございます。(モニターを示す)
 私は、Matsueオープンデータバンクを参考にいたしまして、2015年から松江市の人口、世帯数、高齢化率を比較分析するサイト「地域30まつえ」を運営させていただいています。
 次のスライドをお願いします。
 2015年6月30日時点で松江市全体の人口でございますけれども、20万5,008人、2023年2月28日の時点では19万7,354人になりまして、この約8年間で7,654人減少しているという事実があります。
 なお、65歳以上の高齢化率では、27.46%が今30.3%に達しているということでございます。
 次、お願いします。
 このサイトでは、松江市は29公民館区あるわけでございますけれど、公民館単位の人口推移も比較分析をしております。これを見られますと、川津の地域1万6,151人、そして大野の地区でございますけれども、これは2023年2月28日時点ですけれど、1,110人でございます。
 そして次、高齢化率、これで見ますと、美保関地域は2023年2月28日時点で実に47.74%になります。最近では、2位の大野のほうがまた高齢化率が上がって、順序が逆転しているというような現象がありますけれども。今、現状がこういう状態であるということでございます。
 松江市として、人口増に向けた各種政策を進めていらっしゃるという具合に思いますが、私は同時に、人口が緩やかに減少していることに対する事実を基に、やはり自覚と責任をそろそろ持って、持続可能な地域社会の在り方を検討していく時期だという具合に思っておりますが、いかがでしょうか。

◎理事(爲國岳彦) 「松江市総合計画-MATSUE DREAMS 2030-」では、2060年に18万人の人口維持を目標に掲げ、安定した市民生活を維持するため、若い世代の人口増と出生数の回復を図り、バランスの取れた年齢構成への移行を目指すこととしております。
 また、将来にわたって生活に必要なサービスを維持する持続可能な地域づくりに向けて、土地利用制度の見直しや、今年度策定する地域公共交通計画に基づく施策に取り組むとともに、市街地や集落など既存のコミュニティーを様々な形で結ぶコンパクト・プラス・ネットワークの形成を進めることで、市域内のバランスの取れた発展を導くための検討を進めてまいります。

令和5年9月1日発行 まつえ市議会だより第56号(5月臨時会・6月定例会)

令和5年9月1日発行 まつえ市議会だより第56号(5月臨時会・6月定例会)

www1.city.matsue.shimane.jp/gikai/dayori/

松江市議会 インターネット中継
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