「松江市議会会議録検索システム」より抜粋
令和 4年第5回11月定例会 - 12月05日
◆17番(岩本雅之) 次の質問に入ります。
関係人口の創出について、「縁雲」などを通じてつながり・コミュニティーが生まれています。今後、松江式ワーケーションやノマドワークに期待することは一体何なのかをお伺いしたいと思います。
◎市長(上定昭仁) 次に、関係人口の創出につきまして、松江式ワーケーションやノマドワークに期待することの質問をいただいております。ノマドというのは、遊牧民のことで、場所を選ばないと、場所をこだわらないといった働き方がノマドワークだと認識しております。
岩本議員御指摘の「縁雲」につきましては、今年9月に市内の民間ホテルにおいて、レンタルオフィスの機能やコワーキングスペースを持つ拠点として整備されたものでございます。
現在この「縁雲」では、松江式ワーケーションへの参加企業と地元学生、地元企業との意見交換会や地域交流会を行うなど、関係人口の増加や地域課題の解決に向け取組の拠点となっているものと理解しております。
また、御指摘いただいたノマドワーク、あるいはノマドワーカーの方々は、場所にとらわれず働くことができるため、通常のデスクワークでは接点を持つことのない、ほかの企業や異業種の方と出会うことができ、貴重な情報にアクセスできたり、人脈が広がるなどの化学反応が生まれ、新たなビジネスの創出や副業機会の発掘にもつながるものと感じております。
このように多様な働き方が広がり、一方でイノベーションによって生産性の向上が実現する中で、意欲や能力を存分に発揮できる社会環境になることが、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少など、社会課題の解決に向けた糸口になるものと期待しております。
令和5年3月1日発行 まつえ市議会だより第54号(11月定例会)
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