多様な福祉サービスの連携強化に関する質疑応答(平成27年第1回 2月定例会-02月25日-3)

 
松江市議会会議録検索-議事録発行センター」より抜粋。

平成27年第1回 2月定例会-02月25日
 
◆1番(岩本雅之) そこで、最後の質問に入ります。多様な福祉サービスの連携強化について質問をさせていただきます。
 人口減少社会の中で、日常生活圏域で考える地域福祉のまちづくりの推進に向けて、高齢者福祉、それから児童福祉、障がい者福祉などさまざまな福祉サービスの連携強化が求められています。今後、行政、医療・福祉の事業者、地域住民それぞれがどうかかわっていくべきか伺いたいと思います。

◎健康福祉部長(田中豊) 地域福祉のまちづくりを進めるためには、行政や地域の住民の方々はもとより、保健・福祉・医療、教育などの専門職あるいは事業所、NPO、ボランティアの方々や支援者など多様な関係者がまずそれぞれの役割を果たすこととともに、他の分野やサービス等へスムーズにつないでいく、すなわち協働で取り組んでいくことが重要だと考えております。
 来年度は、こうした各方面の関係の皆さんに御参画をいただきまして、共創のまちづくりの理念のもとに、第4次の松江市の地域福祉計画、地域福祉活動計画、これを策定することといたしております。こうした中でも大いに議論をいたしていきたいと思っておりますし、この計画を着実に実施することによって、誰もが安全・安心に暮らせる日常生活圏域、これをつくり上げることができるものと考えているところでございます。

◆1番(岩本雅之) ありがとうございます。ぜひさまざまな職種の方々、さまざまな事業所、それから地域の方々と一体になって、多様な福祉サービスの連携強化に向けてそれぞれが努力をしていって、地域福祉のまちづくりを推進していただきたいと思います。
 2025年には、いわゆる団塊の世代の人が75歳以上になると言われます。そのときにはどのような形でこの松江市において福祉サービスを提供していくのかということがすごく重要だと思います。関係各所の皆様とともにぜひ推進していただければと思いますので、よろしくお願いします。
 以上で私の質問を終わります。(拍手)


平成27年6月1日発行  まつえ市議会だより第23号(2月定例会)
20150611gikai