地域福祉のまちづくりに関する質疑応答(平成26年第3回 9月定例会-09月18日-3)

 
松江市議会会議録検索-議事録発行センター」より抜粋。

平成26年第3回 9月定例会-09月18日
 
◆1番(岩本雅之) 続いての質問に移りたいと思います。
 続いては、地域福祉のまちづくりについてということでございます。
 それぞれの公民館、それから地区の社会福祉協議会、その方々がつくられました第4次の地域福祉活動計画がございます。前々回の質問のときもお話をしました。今回、第4次ということで策定されました。こちらのほうは、ぜひ皆さん目を通していただければと思うんですけれども、本当、公民館の近くの皆さん、住民の方々も含めてつくられているので、非常に地域の課題であったり、それからまちづくりをするのに必要だと思うような視点もたくさん入っております。この計画自体が松江の福祉施策と今後のまちづくりにどのような形で生かされるのかということをお伺いしたいと思います。

◎健康福祉部長(田中豊) 御紹介ありましたように第4次地域福祉活動計画は、市内29の地区社会福祉協議会において、地区社協を初め、公民館、民生児童委員、PTA、町内会自治会、母子保健推進員、福祉推進員、高齢者クラブ、地域包括支援センター等で構成する策定委員会を設置されまして、第3次の計画に基づく活動状況を評価、検証され、地域を取り巻く情勢の変化の分析などを行って、新たな地域の課題等を盛り込んで策定をされたものでございます。
 今後、地区社協の会長会におきまして、29地区の課題、それぞれの課題が集約されるとともに、市全体として取り組むべき課題、こうしたことが整理をされまして、年度内に提言が取りまとめられる予定になっております。この提言につきましては、来年度から開催予定の第4次の松江市の地域福祉計画、地域福祉活動計画、平成27年度からの5カ年計画でございますが、この策定委員会において御提案がいただける予定ということを伺っております。
 松江市の地域福祉計画、地域福祉活動計画は、総合計画の下位の計画、また健康福祉に係る各事業や各施策の全ての計画の上位計画という位置づけでございまして、5年ごとに策定するものでございます。いただきました提言内容は策定委員会にお諮りをいたしまして、第4次の計画にできる限り反映をさせて、今後の本市の各福祉施策や福祉のまちづくりに最大限に生かしてまいりたいと考えております。

◆1番(岩本雅之) ありがとうございます。そういたしますと、地域福祉のまちづくりということで、私福祉福祉と言いますけれども社会福祉事業で皆さん、普通の方が捉えられる、いわゆる介護とか保育とか障がいとか、そういうことが社会福祉事業だと思いますが、本来福祉は公共の福祉、福祉とは、辞書にもいろいろ書いてありますけれど、人の幸せと、人の幸せに携わる事柄として、どのようなまちをつくっていくということだと思うんです。
 それで、例えば先ほど言いましたけれど、1つだけちょっとお話をさせてもらいますが、公民館で、私は法吉でございますので法吉のほうの計画を見せていただきますと、それぞれの地域あると思うんですが、福祉でまちづくりのアンケートへの結果が載っています。そこでコメントというところを見せていただくと、関心の高さということで、相談窓口を充実してほしいということでございまして、これは恐らく相談に来られる方は、福祉の相談だけではなくて地域におけるさまざまな事柄、そういうことも考えていらっしゃるんじゃないかなと。そういうことで、ぜひ公的機関と連携を密にし、住民にわかりやすい広報をしていく必要があるねということが書いてあります。したがいまして、ぜひさまざまな部局の方々も1回目を通していただくと大変うれしいなと思っております。よろしくお願いします。


平成26年12月1日発行  まつえ市議会だより第21号(9月定例会)
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