松江市庁舎の建替えに関する質疑応答(平成26年第1回 2月定例会-03月05日-2)

 
松江市議会会議録検索-議事録発行センター」より抜粋。

平成26年第1回 2月定例会-03月05日
 
◆1番(岩本雅之) それでは続きまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。
 2つ目が、松江市庁舎現地建てかえの検討についてということでございます。
 老朽化が進む松江市役所の本庁舎において、市長が推進する拠点連携型のまちづくり、または災害時の拠点確保などさまざまな観点から、現地での建てかえを私は強く推進し検討すべきだと思っておりますが、お考えをお伺いいたします。

◎市長(松浦正敬) 桂議員その他にもお答えを申し上げておりますけれども、現時点では庁舎の建てかえの方針決定をしたということではないわけでございます。今後は、施政方針でも申し上げておりますように、いろいろな状況を総合的に検討いたしまして、仮に建てかえということになれば、庁舎の建設検討委員会、そういった組織を立ち上げて、議員がおっしゃるようにいろいろな観点から検討すべきだろうと思っております。

◆1番(岩本雅之) 今現状において、建てかえするのかとかということについてはまだ検討中だということでございますが、仮に市庁舎を建てかえるという方針が決まった場合、例えば人口約28万人の新潟県の長岡市の例では、屋根つきの広場やアリーナを付設し、人が集まる拠点として機能をしております。松江市の場合も、単に市庁舎の建てかえのみならず、さまざまな付加価値を取り入れ、市民が集い、さまざまな情報が発信できる松江らしい庁舎を検討するべきだと思います。
 今現状においての松江市役所でございますが、毎週例えば日曜日に水辺の朝市があったり、それから今すごく検討していらっしゃる産直市場であったり、それから松江市役所は、余り誰も知らなかったりするんですけれど、本当にほかに例を見ない天文台を備えていたり、それから近くでいえば千鳥町の再生事業であったり、さまざまなことがあると思うんですが、そういった1つずつの事柄について一体的に考えて、松江らしい庁舎をやっぱり検討するべきだと私は思っております。お考えをお伺いいたします。

◎市長(松浦正敬) あくまでも一般論として申し上げますけれども、これからの庁舎に求められるのは、何よりもまず安心・安全が第一だと思います。それからもう一つは、やはり県庁とかそういった国の役所と違って、やはりこれはたくさんの市民の皆さん方に活用していただく、あるいは出入りをしていただくものとして考えていくことが必要だろうと思っております。それからあとは、民間のいろいろなアイデア、活力をおかりする、例えばレストランをそこに入れるとか、あるいは建て方にしましても例えばPFI方式みたいなものを検討するとか、いろいろなことがあると思いますけれども、これはあくまでも一般論として申し上げておきたいと思います。

◆1番(岩本雅之) ありがとうございます。


平成26年6月1日発行  まつえ市議会だより第19号(2月定例会)
20150313gikai