「松江市議会会議録検索システム」より抜粋
令和5年第3回6月定例会 06月27日
◆16番(岩本雅之) すみません。それでは、第5点に移ります。
持続可能な地域づくりを進める上で、民間による企業活動、それから福祉・医療事業運営、これがコロナ禍、それから物価高騰、そういうような影響を受けて縮小したり廃業したりという事態が進んでいるように思います。先ほども言いましたけれども、地域の中で実は唯一必ず計画的にあるものとしては、福祉事業所はそれぞれの29公民館区全てのところに実はあるんですね。したがって、ここが事業を縮小していくことになれば、そこの地域住民をどういう具合な形で支えていくかと、その根幹、基盤が失われるということだという具合に私は思っています。したがって、光熱水費を含む物価高騰に対する各種支援策、これについてはしっかりとやっていかなきゃならないのではないかなと私はそういう具合に思っていますが、いかがでしょうか。
◎理事(爲國岳彦) 川島議員にお答えしましたとおり、電気料金の値上げを含めた物価の高騰は、市民生活にとって大きな負担となることから、市民の皆様を幅広く支援できる施策について、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用を念頭に、速やかに検討を進めてまいります。
◆16番(岩本雅之) いわゆる社会福祉施設には2つ種類があります。施設サービスと、それから在宅サービスというものがあります。もちろん在宅サービスをしっかりと推進していくための人材をしっかりとつくっていかなきゃいけないというのはあります。しかし、介護度が進んで、やっぱり入居されていらっしゃる方、それから障がいを持っている方で入居されている方、そういう施設がありますけれども、そういう施設は一月、電気代なんていう話をさせていただきますと、もう1.6倍ぐらいになっている、そういう現状があるんですね。ということは、それをきちんと支えていくための事柄をちょっと考えていきますと、もしかしたらこの事業運営をしっかりとしないと本当の意味で人材不足と相重なって、様々な事柄を考えたときに非常に厳しい状況になる。これがもしももうやめていくということになると、地域づくりの中の根幹で私はあると思うんですけれど、そういうそれぞれのところにあるものがやっぱり減っていく。それの最たるものが特別養護老人ホームであったりいろいろあると思うんですけれど。様々なところの実情をしっかり考えた上で、様々な施策、そういうものを照らし合わせた上で考えていっていただくと大変うれしいなという具合に思っているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
令和5年9月1日発行 まつえ市議会だより第56号(5月臨時会・6月定例会)
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