職員出向と人材育成に関する質疑応答(令和 元年第4回11月定例会 12月04日)

松江市議会会議録検索システム」より抜粋。

令和 元年第4回11月定例会 12月04日

◆8番(岩本雅之) 続きまして、松江市の職員の出向と人材育成についてお伺いをさせていただきたいと思います。
 現在、松江市の職員は何人県外のほうに出向して、どんな理由で出向していらっしゃるのかをお伺いいたします。

◎総務部長(講武直樹) 職員の出向や派遣でございますけれども、県外、県内合わせまして、現在、国の省庁などに4名、島根県などの地方公共団体に10名、公益的法人等に10名の計24名を派遣しているところでございます。
 国におきましては、原子力規制庁や自治体国際化協会など、本市の施策の推進を図るとともに、専門的な知識を有する職員を育成することを目的に派遣をしているところでございます。
 地方公共団体におきましては、先ほども御答弁をしました島根県東京事務所、それから宝塚市など、相互に関連する施策の推進や人事交流を図る目的で派遣をしているところでございます。
 公益的法人等につきましては、松江市社会福祉協議会など、市の事務に直接関連し、施策の推進に向けて人的援助が必要な団体等へ派遣をしているところでございます。以上です。

◆8番(岩本雅之) ありがとうございます。よくわかりました。
 そういたしますと、たくさんのところでいろいろなことを勉強していらっしゃるということでございます。恐らく、私が思うに、そういったところに行かれた方はしっかりと報告書を上げられて、その上で、その中で気づきみたいなものがあれば、松江市のさまざまな施策に生かしていらっしゃるんではないかなと思っていますが、今後、出向と、それから人材育成の観点で考えたときに、人材育成として考えたところでどんなところが適当であるかということをお伺いいたします。

◎総務部長(講武直樹) 職員の出向や派遣におきましては、国や県などの施策の状況や専門分野の知識を直接習得できることは当然ございます。その上に、人的ネットワークを有する職員を育成することでも効果があると思っておりまして、そういった観点からも、今後も必要なところに行っていきたいと思っております。
 特に、中核市への移行なども踏まえまして、その時々の重点施策を推進する上で必要な知識、求められる人材を育成できる団体等への派遣を適宜検討しながら行っていきたいと思っております。また、帰ってきた後には、そういった知識、それから人脈なんかも生かして、さらなる松江市での活躍をすることを期待しているものでございます。以上です。

◆8番(岩本雅之) ありがとうございます。よくわかりました。
 もう既に職員出向や人材育成についてはしっかりと松江市のほうで取り組んでいらっしゃると思いますけれども、特に私は、人材育成につきましては階層別でしっかりと、きちんとその人に必要だというものに合ったような育成を図るべきだと。だから、本気度がある、この人はここへ行ったほうがいいなというような方とともにこれから先やっていくんだという形のことで、階層別いろいろあると思うんですが、そういうところにしっかりと生かしていただければ大変うれしいなと思っております。
 私自身、市において皆さんがやっていらっしゃることが本当に大変な業務であることは重々承知しております。だからこそ、やっぱり上司はできるだけ明るく、余り暗い顔はされずに全体に広げていくこともとっても重要だと思いますし、またはちゃんとそれぞれの職員を褒めて伸ばすという形でやっていかれると、とてもいいんじゃないかなと思っています。
 済いません。所見です。私自身、ちょっと思うところがありましてお話しさせていただきました。


令和2年3月1日発行 まつえ市議会だより第42号(11月定例会)